【モロッコ訪問】番外編~マラケッシュで出会った美しい景色たち~

さて、オイルの生産地を巡る旅の後に訪れたマラケッシュでは美しい光景をたくさん目にしましたので
いくつかご紹介したいと思います。

無形文化遺産、ジャマ・エル・フナの夜景

マラケッシュといえば誰もが訪れるジャマ・エル・フナ（フナ広場）。昼間は人気もまばらですが、夜になると大道芸や音楽の演奏、飲食の屋台などお祭りのような賑わい。
周囲にあるカフェの屋上テラスから眺めると、この喧騒の中に美しい景色を見ることができます。

しかし近くの寺院から夜のアザーン（お祈り）が流れると、その間だけは音楽が止まり、飛び交っていた怒声？も静まり静寂が訪れます。お祈りに参加しない広場の人たちも、この時ばかりは祈っている人々を尊重し、静かになるそうなのです。

イブ・サンローランが愛したマジョレル庭園

マラケッシュでは人気の観光スポットの一つであるマジョレル庭園。ジャマ・エル・フナからは車で10分ほどの距離です。フランス人画家のジャック・マジョレル氏が様々な植物を集めて作り上げた庭園を、氏の死後、イブ・サンローランが買い取ったそう。そのためイブ・サンローランの愛した庭園、ということで有名です。庭園内はマジョレル・ブルーと言われる鮮やかな青色と植物、花々のコントラストが美しい空間を作り出しています。竹林や鯉の池もあったり日本の要素もあるのですが、日本でもモロッコでもなく視覚を刺激される異国の景色が楽しめます。

ハーブと花々の楽園、ビオガーデン

マラケッシュ市内から車で1時間ほどの所、アルガンオイルのブランドで有名なネクタロムのビオガーデンです。様々な種類のハーブやバラなどが栽培されており、見て回るだけで大変楽しいです。所々にテーブルセットがあってランチも取れるようになってました。市内と違ってここではゆったりとした時間が流れているようで癒される空間です。